脚本を書く
2011年3月21日 23:04:31
帰宅して、少し横になり、体を休めた。
長距離の移動は、さすがに体を疲労させる。
頭が冴えているのか、眠れはしない。
アイマスクをし、目を閉じる。
目を閉じていると、思索が進む。
10分でタイマーがなった。
アイマスクをとり、読みかけの本を開いた。
思索の速度と読書による情報入力の速度が合わない。
思索が先に進み過ぎる。
じりじりしながら本を読み切り、
書きかけの原稿を前にした。
いよいよラストシーンだ。
あと15枚くらいだろうか。
思索が先に進んでいたのは、この書きかけの脚本があったからだ。
思索の速度と脚本を書くための思考速度がぴったりと、出会う。
官能だ。快楽だ。気持ちいい。
上演の約束のない脚本。
今、
書いておかなければならない本。
使命、と、言い切ってもいい。
これを書くことが、今現在のぼくに与えられた使命だ。
そのことをはっきりと感じられる。
今、書いておかなければならない脚本。
それを、今、書いている。