『公安対談』をした
2011年6月5日 16:07:25
先日、『公安』に関する様々なことを対談という形で収録した。
鈴木邦男さんと椎野礼仁さんとぼくだ。
この対談の声がかかった時、
「公安」についてぼくが何か意見を語ることができるのか、不安だった。
そりゃそうだ。
対談の相手は、60年70年の政治の季節を運動の中に生きてきたお二人だ。
鈴木さんは右側で、椎野さんは左側で。
そして、鈴木さんにあっては、公安との関わりは根深く強い。尾行にガサ入れ、逮捕。
対談のために頂いた資料を、とにかく読み込んだ。
20冊に及ぶ公安関係書籍に貴重な資料の数々。それらをひたすらに読んだ。
そんな一夜漬けとも言えるような知識でお二人に挑んだ。
結果はどうだったか。善戦できただろうか。
ぼくなりの意見を語ることはできた気がするが、果たしてお二人の目にはそれがどう映ったか。
どれほど大量に書物を読んでも、経験に勝るインプットはない。
もちろん読書と言う経験を踏まえてもだ。
「公安」とは、何か。どんなところか。何をしているのか。
「公安」の歴史、今はどうしているのか。そして、「公安」は必要か。
そんなことを話し合った。それぞれの意見をぶつけ合った。
どんな記事に仕上がってくるだろうか。楽しみだ。