『大乗仏典』【世界の名著2】・『科学的とはどういう意味か』『曲り角の日本語』『語感トレーニング』『本の魔法』『アフリカで誕生した人類が日本人になるまで』『紅染の雨―切り絵図屋清七』『超訳「哲学用語」事典』『もしも利休があなたを招いたら』

2011年11月6日 00:06:24

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『劇的読書会』

そんな読書会を先月から開催している。
次回は、11月21日月曜日。参加者は多士済々。いろいろな職業の方で、その視点が楽しい。
課題図書の「ソクラテスの弁明」を参加者で順に読みながら、
雑談的にその感想を話す。そこにいろんな視点が煌き、参加者自身の言葉、という存在感が顕れる。
いろいろな方の感想や意見を聞きながら、なるほど、とぼく自身の読み方と重ね合わせる。
これからも毎月開催。いろいろな本を読んいく。
一人で読む読書と、みんなで読む読書。そして、読書という表現。
次の舞台は、『読書劇』だ。

『劇的読書会』


まだまだ参加者を募集しています。気楽に『読書』を楽しみませんか。

詳細は、→こちら

参加ご希望は、→こちら

『大乗仏典』【世界の名著2】
『科学的とはどういう意味か』森博嗣
『曲り角の日本語』水谷 静夫
『語感トレーニング』中村 明
『本の魔法』司 修
『アフリカで誕生した人類が日本人になるまで』溝口 優司
『紅染の雨―切り絵図屋清七』藤原 緋沙子
『超訳「哲学用語」事典』小川 仁志
『もしも利休があなたを招いたら』千 宗屋

さて、『世界の名著』もあと2巻となった。全81巻の世界。
2009年5月から読み始めたんだ。
始めの一巻は、『プルードン バクーニン クロポトキン』。
らしいといえばらしいな、と思う。
最初に手にしたのが、それだったのは、それからのぼくの表現を暗示していたのかな、と。
その一巻を面白く読み、わくわくして読み、興奮して読み、『世界の名著』にはまったのだ。
2年半をかけて読み進めてきた全集『世界の名著』。ようやく山頂が見えてきた。あと2巻。
今年のはじめに立てた目標の一つを達成できる。

さて、次はどんな全集を読もうか。
鈴木邦男さんは、『人類の知的遺産』全80巻はどうか、と言われた。
引き続き思想書を80巻か。『世界の名著』とかぶっているものも多い。
実は、ちょっと息抜きをしたい気分でもある。息抜きとはいえ、全集には取り組みたい。
さて、どうするか。一人の作家の全集でもいいかな、とも思う。
高橋和巳や、三島由紀夫。太宰や芥川。そんな小説家の全集をやってみるのもいい。
作家の全集で読破したと言えば、『安部公房』だけだ。さすがにそれだけじゃな。

『戦後日本思想大系』『近代日本思想大系』『現代日本思想大系』と日本思想を読み、
『世界教養全集』『世界思想教養全集』と世界に足を進めた。
そして、大作『世界の名著』を終えようとしている。んー、それはいいのだが、次をどうすか・・・
双璧『人類の知的遺産』か、それとも、息抜き的に小説全集か。

なんでもいいか。全集を読む、という大きな目的さえ踏み外さなければなんだって。

「全集を読もう」同志を募るのだが、これまでなかなか見つからない。
始めてみれば、「読書は読書」。あれやこれやを読むこととおんなじなんだが。
ただ、難点も、ある。決めたノルマが進まない。全集を読むのは時間がかかる。
それだけを読んでいたら、月に10冊読めればいいほうだろう。
バランスをとるためにどうしても、軽い読み物や新書に手を出す。
冊数的には、そっちの比率の方が多くなる。それが難点と言えば難点なのだが、

それ以上にやっぱり、『全集を読む』『全集を読んだ』という満足感は、得難い。

『大乗仏典』【世界の名著2】


責任編集/長尾雅人

「金剛般若経」長尾雅人 訳
「維摩経」長尾雅人 訳
「宝積経」長尾雅人・荒牧典俊 訳
「論争の超越(廻諍論)」梶山雄一 訳
「明らかなことば(中論月称釈)」長尾雅人 訳
「知恵のともしび(中論清弁釈)」梶山雄一 訳
「存在の分析(『倶舎論』第一章・第二章)」桜部建 訳
「中正の両極端との弁別(中辺分別論)」長尾雅人 訳
「二十詩篇の唯識論(唯識二十論)」梶山雄一 訳
「認識の論理(タルカパーシャー)」梶山雄一 訳