劇場で大浦信行監督とトーク

2011年11月12日 22:19:34

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大浦信行監督『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』も
公開から2週間が過ぎた。東京での上演は、あと1週間。

今日は、上演後、監督とトーク。
少し早めに劇場につき、
控室で監督と配給会社太秦の小林社長としばし歓談。
3人とも煙草を吸うので、まあまあ一服入れましょう、と
控室より、非常階段の喫煙場所にいることの方が多かった。

小林社長は個人的に登壇者のサインをしてもらっている、と
パンフレットを差し出され、是非高木さんも、と言われ、サインした。
煙草を吸いながら考え、歌を一首、書いた。

トークは、さてどんな話になるのか、とぼくも楽しみに挑んだ。
大浦監督とのトークだ。慣れているといえば、慣れている。
とはいえ、いつもはホームの芝居小屋。今日は、映画館。
自分でも気付くくらいの緊張はしていた。頭もそれほどクリアではなかった。

思いついたことを話せばいいか、と流れに任せたら、
思いもよらず、これまで口にしたこともなかった深い場所の一言が出た。
ままよ、とトークを進めたが、さてお客さんにはどう伝わったか。

劇場は新宿。
その新宿の紀伊国屋では、今月末くらいまでブックフェアが行われている。
紀伊国屋の5階だ。
天皇関連の書籍を集めたブックフェア。

数か月前に出た見沢さんの未発表作品集『背徳の方程式―MとSの磁力』も並んでいる。


売れるといいのだが、と思う。
多くの方に手にしてほしい。部数が出れば、次の本も出せるかもしれない。

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トークを終えて、
大浦監督、椎野礼仁さん、あべあゆみさん、磯崎いなほさんと
名店「タイムス」へ。
上京した20数年前からこの店にはよく来たものだ。
昭和の香りただよう喫茶店。土日には、競馬新聞が居並ぶ喫茶店。

1時間ばかり歓談し、散会。

見沢さんに報告に行ってくるか。