『竹中労-左右を越境するアナーキスト』『大江戸剣花帳〈上・下〉』『妖怪アパートの幽雅な日常1』『妖怪アパートの幽雅な日常2』『妖怪アパートの幽雅な日常3』『皇帝陛下の黒豹』『黒豹必殺』『さらば黒豹』『Sherlock Holmes Short Stories』

2011年12月21日 20:51:11



この「高木ごっこ」の昨日の記事を読んだ方から、いくつか反響があった。
賛否半々。いただいたメールをここで公開していいか、とメールをしたが、
それに対する返事はまだ、ない。OKが出たら、ここで論戦できるのだが。

「開演時間を遅らせることの是非」

ぼくは、主催者が開演時間を決めたのなら、それは何が何でも守らねばならないと思う。
その点については、ぼくも多方面から考えた。考えて、それは「正しい」と結論している。
が、しかし、「いやいや、そうでもない」という意見もあるようだ。

それは、一つの慣習=文化という見方や、公平性という観点、料金を払うという点、などらしい。
ぼくもそれらは考えつくした。
それでも、どんな場合においても、約束の時間を守らないのは正義でないと思っている。
とはいえ、それに反対する意見をいただけるのも嬉しい。できるなら、ここで論戦したい。

ぼくの考え方が一方的に正義だ、と御旗を振り回すつもりは毛頭ない。
だから、一人でそれに反抗するんだ。開演時間に始まらなければ、席を立つ。それだけだ。
金を返せとは言わない。そんな下衆な真似はしない。客席を立ち、受付で、

「開演時間に始まらないので帰ります」とだけ告げて劇場を後にするだけだ。
さて、メールをくれた方から返信はあるだろうか。
どうやらやはり「小劇場界」に関わっている方のようだが。

来年は何本の舞台を観ることができるだろうか。
予約を入れる。その日の予定を空ける。開場時間を計算して、自宅を出る。
電車が少し遅れてもいいように余裕を持っているはずだ。最寄駅に着く。
劇場まで歩くだろう。場所を確認して、開場時間まで近くの喫茶店で本でも読んでいるだろうか。

開場時間だ。受付をして、料金を支払う。パンフレットなどをもらい客席につく。
開演時間を待つ。客席が明るければ、やっぱり本を読んでいるだろう。携帯の電源を落とす。

開演時間だ。客席が暗くなり、舞台が始まればそのままのめり込む。
「もうしばらくお待ちください」というアナウンスが流れれば、そのまま席を立つ。
席を立って、受付で、「帰ります」と告げて、近くの喫茶店に入るだろう。
上演している間、読書だ。それでいい。それが、ぼくの芝居を観るという覚悟だ。

『竹中労-左右を越境するアナーキスト』鈴木 邦男
『大江戸剣花帳〈上・下〉』門田 泰明
『妖怪アパートの幽雅な日常1』香月 日輪
『妖怪アパートの幽雅な日常2』香月 日輪
『妖怪アパートの幽雅な日常3』香月 日輪
『皇帝陛下の黒豹』門田 泰明
『黒豹必殺』門田 泰明
『さらば黒豹』門田 泰明
『Sherlock Holmes Short Stories』Sir Arthur Conan Doyle

さあ、500冊は突破した。
こうして眺めてみると、軽い本ばかりだが・・・。それでも、500冊を突破した。
上出来だ。あの「世界の名著」も読破した。今年のノルマは達成した。

来年の観劇目標は、はっきりと宣言した。
読書の方はどうするか。ノルマはどうするか。年間500冊を掲げてみるか。
とはいえ、案外きついんだよなあ。
全集の方は、「人類の知的遺産」に取り掛かるし、腰を落ち着けて脚本を書いていたい。

やっぱり400冊くらいのノルマにしておくか。
さあ、どうしようか。