ぼくは君に何も要求しない。何も期待しない。
2012年4月18日 21:10:05
君には君の方法がある。
それは確かにそうだろう。だから、その方法でやればいい。
その方法のあまりの安易な決断に苦笑こそすれ、
それを認めない、ということは決してない。
かつて、君のそれに対してぼくが非を唱えたことがあるだろうか。
ないはずだ。あるはずがない。だって、それを認めているのだから。
高所からの発言ではない。事実だ。
高所にいるのは、いつも君だ。
なぜ、ぼくのそれに否を突き付ける。
はっきり言おう。君は、言葉のなんたるかを知らない。
知らないどころか、それを知ることのできる道に立ってもいない。
君は、描くことの真の意味を知ってはいない。
知ってはいないどころか、その意味に近づくための呼吸をしていない。
君は、いくつもの名前を持つ。
それがそもそも気に食わない。
ぼくは、言葉を抽象画のように画布にたたきつける。
思いつくまま言葉を重ねる。それが君には解せないところなんだな。
そりゃそうだろう。ぼくは、デッサンを何十年も繰り返してきた。
君は、コピーしてきただけだ。
ぼくは、この手を言葉で真っ黒に汚してきた。
君は、いつもコピー機を使ってきた。
その違いだ。そんなこともわからんのか。そんな高いところにいて。
ぼくの空と、君の空は、違う。
ぼくの高さと、君の高さは、違う。
私とはだれか
どこからきたか