またバンドをやりたい、と思った

2012年4月27日 01:05:31

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朝から動き回り、夕方から夜にかけて、
あれやこれやの打ち合わせを済ませて、ライブハウスに駆け付けた。

時刻は、21時前。
友達は、5番目のトリ。間に合うかな、と思っていたら、
押しに押して、到着した時には、まだ3バンド目。

コーラを飲みながら煙草に火を点け、目のまえのバンドを聴いた。
すぐに、その歌声に、耳がいった。
なんというか、懐かしい声だった。高音の潰れ方がなんともいえない。

まだまだこれからのバンド。もっともっと練習が必要だ。
それにしても、その音に耳がいった。声、そして、スネアの音。
バンドチェンジの時にそのボーカルに声をかけた。

「めんたいロック」というキーワードで通じたようだ。
連絡先を交わした。次のライブも観たいと思った。

そして、4バンド目。ドラムと鍵盤の2ピース。
珍しい構成。二人が唄う。ドラムが女で鍵盤が男。
これもまたかっこよかった。次のライブが楽しみだ。

そして、トリは友達のlifes。
いつもながらのバカっぷり。
ボーカルのジュウは、朝から飲み続け、本番までに3軒ハシゴしていたようだ。
呑んでいようがステージで、音を見せてくれればそれでいい。

そして、彼らはきっちりと彼らの音を見せてくれる。

元気の出る音だ。
いつの間にか体が動き出している音。
何分の持ち時間か知らないが、楽しいステージだ。
ジュウがしゃべる。しゃべってないで次の曲をやれ! と思うも、
そのしゃべりにも引き込まれていく。

結局、しゃべり半分演奏半分。

地下のライブハウスで、そんなバンドを観ながら、
またバンドをやりたいな、と思う。
今からなら、どんなバンドを創るだろうか。
ただのロックなんかやりたくない。
ただの歌なら歌いたくない。

きっちりと演出し、ステージングし、音を創るだろう。
そういえば、前にlifesに、

「俺が演出したい」と申し出たことがある。
返事は、

「高木君に任せたら、俺たちが潰される」というものだった。

真意を考えることはすぐにやめた。
とにかく元気の出るバンド。
来月、また、観に行くだろう。
ライブハウスで体を動かしながら、一緒に歌っているだろう。