千年の記録
2012年6月17日 21:00:00
なんだ、1000日なんて大したことないじゃないか。
1000日、毎日書いた。その前は、999日毎日書いた。
なんだかんだで、足かけ6年、「高木ごっこ」が続いている。
先日迎えた1000日目。
友人K&K両氏が面白いサプライズを用意してくれた。
そのサプライズを前に、しばし考えた。この先の「高木ごっこ」の行く末。
そのサプライズでぼくは、選択を迫られた。
右か左か、行くも地獄戻るも地獄。K&K両氏の優しさは、残酷だった。
その残酷を楽しむ余裕があったことが救いだろう。
そして、そのぼくの余裕を知り尽くしているからこそのサプライズだったんだ。
その選択の中で、ぼくは道を決め、
千年を書き続けようと思った。千年だ。10年や百年じゃない。
あれこれ問題があるだろうけれども、物理的には可能です。
と、K氏が言った。なるほど。確かに可能だ。
それを可能とするアイテムを手に入れたし、そのアイテムを使うこともぼくの自由だ。
千年か。
ぼくは生きているだろうか。
大方の予想は、死んでいる、だろう。
千年生きたい、と望めども、ぼく自身も自信は、ない。
多分、生きてはいないんだろうな、と思う。
千年まで、あと994年くらい。
千年か。どんな長さだろう。今から千年前。平安時代くらいか。
平安の世から、毎日なにがしかの記録をし続けること。
そりゃ、やっぱりすごいな。
千年、毎日続けられている「何か」。
それはまあ、いくつもあるだろう。
伊勢神宮がらみの「何か」なら、間違いなく千年は、ある。
奈良や京都をはじめとする寺社仏閣に関わることも、千年あってもおかしくない。
さて、個人で千年の記録、というのは。
多分ないんだろうな。もしかしたらあるのかもしれないけど、
千年生ききる前に、大体の人は死んでしまうんじゃないだろうか。
千年の個人の記録。
面白そうだが、さて、どうするか。