あちこち動き回り、用事をすませる
2012年6月24日 22:01:34
用事をすませる、と言っても、大した用事でもないが、
ずっと心に引っかかっていたことだった。
出かけてみてすませれば、何ということもない用事なのだが、
何ということのない用事だから、出かけるのが億劫になったりしていた。
そんないくつかの案件を順に片付けてきた。
6月24日
毎日毎日たくさんの人が死んでいく。
これまで何人の人が死んだのかカウントできるだろうか。
期限をきってもいい。
例えば、西暦1年からこれまでの二千年あまりの間。
その間にこの地球上で何人の人が死んだのか。その数。
統計がきちんとある時代からではそれは可能だろう。
その統計からそれ以外を類推するにしては、サンプルが少ないだろう。
6月24日という日。
この日もこれまでたくさんの人が亡くなっている。
大好きだった俳優名古屋章。
『麻雀放浪記』で上州の虎を演じていた。
歌手の村下孝蔵。『初恋』『踊り子』
そして同じ歌手の美空ひばり。
ぼくの大好きな映画。名作『第三の男』を撮ったボリス・カウフマン。
昨年舞台のモチーフに取り上げた高野悦子。
人は死んでいく。
ただそれだけだ。死んだ者に感傷などないだろう。
人は死んでいく。
それだけの話だ。
死んだ人は、今は生きていない。それだけのことだ。