やっぱりドストエフスキーなんだよなあ

2012年7月13日 12:50:12

ちょっと、ちゃんと読み直さなきゃいかんか。
来年は、再読イヤーにしようかな。
冊数ノルマを緩和して、その代わりにテーマノルマを決める。

ドストエフスキーは読み直さんきゃな。
あとは、埴谷雄高と高橋和巳か。

その3作家で一年はあっと言う間だろう。
年間200冊くらいにして、3作家を全部読む。そんなノルマはどうか。

ドストエフスキーのアイディアリスティック・リアリズム。
父親殺しと女と博打。観念弁証法。小説的戯曲。単独者存在論。

ドストにおいて読むべきコアは、無限に思える。
単独者。そういえば、中学生の頃、この「単独者」という概念にしびれた。
今もそうだ。「単独者」と呟いてみる。単独者の観念弁証法。
一人でじっとしていながら、その内面で激しく動き続ける。
ギリギリの一点に立ち止まり、じっと立ち止まり、けれどもその内面の激しさ。

独楽か。

高速で回転するため一点にじっと止まって見える。
内面で動いていないと倒れてしまう。

ドストエフスキーか。
そして、埴谷雄高と高橋和巳。来年は、そんなノルマはどうだろうか。