『朱子』【人類の知的遺産19】・『昭和史 (上・下)』『水中都市・デンドロカカリヤ』『きりぎりす』

2013年1月14日 00:17:52

写真



机を整理した。
この先数か月の仕事のための机にするために、整理した。
必要な資料をまとめ、いらない書籍はいったん遠ざけ、二つの原稿のために机を広くし、
パソコンのメンテナンスを行い、コーヒーと煙管のための場所をきれいにし、

真夜中を迎えた。
二つの大物原稿を抱え、締め切りの期日を整理する。
一月末、2月7日、10日、13日、25日、2月末、合間合間に入ってくる読書代行に備えながら、
こりゃしばらく大変だな、と煙管を一服。それにしても首のコリが酷い。

朱子を読んだ。
昨夜眠れずに朝までかかって読み終えた。そして、はたと、わかったことがあった。
朱子について、ではなく、こうして全集を読む、ということについてだ。
なるほど、と思った。そのために読むのか。それぞれの理解以上に、いいことがわかった。

太宰に公房を読んだ。
それにしても自分でも驚くほどの読書量だ。これでもう今年に入って30冊。
それだけ読むほどの時間がとれているということだ。ということは他に何にもしてないということだ。
その通り。本ばかり読んでいる。一日のほとんどを読んでいる。仕事せずに読んでいる。

生活のことなんか知ったことか。
こんなに凄い書物に触れ合えているのだ。これほどの愉悦があろうか。

『朱子』【人類の知的遺産19】三浦国雄
『昭和史 (上・下)』中村 隆英
『水中都市・デンドロカカリヤ』安部 公房
『きりぎりす』太宰 治