忙しいのだ。と言うと、「高木さんはいつも忙しいって言ってるから、もう慣れました」となんだか分からないことを言われ笑われたのだが、なるほど、狼少年なのか。

2013年3月4日 01:39:45

つい、「忙しい」と口にしてしまう。
実際体が追いつかないからそう口に出してしまうのだが、あんまり良くない事か、と今日思った。
「忙しい忙しい」と言ったところで、事態が好転することはない。
むしろ、悪くなるだけだ。
「忙しい」、と一秒を使って口にする間に、何か仕事を進めた方がいいに決まっている。
そして、ぼくが「忙しい」ということに慣れられたところで、何も変わらない。
当然だ。
よし、忙しいって言わない! もう言わない!

と思ったが、「忙しい」と口に出すのは、一種のぼくのリズムなんだなとも思う。
仕事への助走的なリード。
息抜き的な一服の一言。
きっと決して悪いことだけでもないんだなと、考え直す。

さて、忙しい、とは何か。どんな状態か。
自分の忙しいと自分以外の他者の忙しいは同じだろうか。
同じ仕事量をもってして測ることは可能だろうか。
或いは、自分と他者それぞれのサンプルで統一的な測定は可能だろうか。
境界条件ははっきりしている。
が、サンプルのファクタは多すぎる上に測定困難なことが多い。
個人の能力一つとっても、
対時間における処理能力をどう測定するか。
また、一つの事柄に対する仕事量をどう判定するか。
一つの仕事の出来に対しての測定はどうするか。
或いは換金性における要因はどうか。

そんなことを考えているうちに休憩時間に定めた30分が、過ぎた。