2014年2月28日 23:36:29

存在。

「あなた」という可能性が、あなた自身を奪い続けていることにまだ気がつかないのか。

例えば、
不眠という状態をレヴィナスのいう「何の目的もない覚醒状態」だとするならば、
「あなた」の毎日は、まさに不眠そのものではないか。

「あなた」は、不眠症患者ではないか。

「あなた」と同じ画を観ることができるとは、到底思えない。

存在と不快。

ぼくは、ぼくの内部に圧倒的な匿名的存在をもって管理と支配と自由を建造する。

その自同律の快感を得ることによってぼくはぼく自身に対してぼくを閉ざす。

完全に閉ざす。

一人。