相変わらず読んだり書いたりしてるのだが、何冊読んでも本は面白いし、何枚書いても満足することがない

2014年5月13日 01:22:17

一本の原稿を書き終えて、送った。
それにしても、まあ、あれだ。
書いても書いても、これだ、ってものが書けた試しはない。
どこかで微かな不満が残るし、なんとも言えない後悔が刻まれる。
多分、普通の人よりは(もちろん普通という語に対しての様々な定義があることはわかって、使っている)たくさんの文章を書いているだろう。
何倍もの文字を書いているだろう。
その点においては、「慣れ」や「経験」というものがあることも知っている。
書けない。

書くことを商売にしていてそんなことを言うのもなんなのだが、書けない。
ぼくに依頼されている方がこれを読めば、書けないのか!とお怒りになるかもしれない。
いやいや、正確には書けるのだが書けないのだ。
そこんところが困ったところでもあるのだが・・・
とはいえ、一本の原稿を書き終えて、送った。

本を読むことは面白い。
書くことも、好きだ。楽しい、とも言える。

書ける、ってのは、一体どんな状態なんだろう、ってことを考えている真夜中。

ほんとに、困ったことに、イデアってのは、厄介だな。