高木ごっこ・・・251-54 『日常を取り戻したくなることも、また確かな事実。劇場。』
2007年6月8日 01:42:44
舞台も二日目を無事に終了。
やはり多くのお客様をお迎えしての公演。
2時間を越える夢の時間。
色とりどりの言葉の魔術。
最後の曲を出して、
舞台を締めくくる。
ミキサー卓のフェーダを操作して、
その最後の曲を終わらせる・・・
夢の時間の終わりだ。
この劇場から離れたくない、
という気持ちと、
早く独りになり、日常に埋没したい、
その背反する気持ちが交錯する。
こんな仕事が他にあるだろうか。
9月に上演する公演もこうなるのだろう。
見沢さんがどこからか見てくれている公演。
あと、3ヶ月か・・・
と、劇場を出たところで呟いてみた。
誘われて、軽くいっぱい、と居酒屋に。
俳優やスタッフと過ごす、
これはまた楽しい時間。
そして、また日は変わり。
真夜中、帰宅。
日常がほしくて、
キッチンの掃除を始めてみる。
お風呂のカビ退治を始めてみる。
一心にスポンジでキッチンのステンレスをこする。
かび取りの刺激臭に日常をこする。
劇場か・・・
まったく不思議な場所。
うん、さて、もう少し掃除をしようかな。