『軍歌と日本人』宝島社

2007年6月23日 23:01:58

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頭の中に脚本が渦巻くときがあります。
言葉と展開が溢れ、
自分ではどうにも制御ができない、恐怖の時。

はたから見れば、
そりゃ、脚本が書けるんだから、いいことだろう。
と、思うかもしれません。

確かにそうなのだけれども、
実際、いざ、そのときがくると、
それがそうじゃなかったりするんですよ。

どんな感じか・・・

頭の中に、芝居がどんどん出来上がっていって、
書こうとしても、
どんどん逃げていく、感じ・・・か・・・
手を出して、つかむ前に、その先に行ってしまう、感じ・・・

それをつなぎとめようと、
メモだけでも、と思ってもそれ以上の速度で頭が回る・・

ヘッドホンをして、大音量で音楽を聴きます・・・・

『軍歌と日本人』
宝島社

またもや宝島社!
こんなのを出してきました。

タイトル通りのムック本です。
で、CDなんかがついています。
CDにはもちろん、軍歌の名曲の数々が収められています。

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ページを開くと、
巻頭を蜷川正大氏が飾り、
次に、一水会代表木村三浩氏が
軍歌を語っています。
4ページにわたり、
「右翼にとっての軍歌とは」を語っています。

この音楽の中に、
頭の中の言霊が埋没してしまうか、
音楽と共に
脳内を駆け巡る言霊が浮上してくるか、
あるいは、

自分の体内から、正確に出力されるか・・・

どうなるかわからないにせよ、
その鬩ぎ合いの最中です。

軍歌に負けてしまう言葉ならば、それはそれ。
軍歌をものともせずに生き残る言葉なら、

やはり、それはそれ。

次の曲は、
「日本海海戦」