高木ごっこ・・・257-55DVD 『やはり映画が好きで、それもやっぱり良い映画が好きで、良いというのは、監督の美学につきる、のだと。』
2007年6月28日 18:06:19
時間が足らない、と
ここで何度も泣き言を言ってきましたが、
泣き言を言っても何も変わらないにもかかわらず、
やっぱり、言っちゃう。
うーん、時間が足らない・・・
しかし、そんな足らない時間の間隙を縫って、
見るんです、映画を。
とはいえ、劇場に足を運ぶほど
時間に隙間があるわけではなく、
必然、DVDということに。
そんな間隙の一本。
『ファントム・オブ・パラダイス』
直訳すれば、「パラダイス座の怪人」と言ったところか。
そう、あの不朽の名作「オペラ座の怪人」を
監督が巧みに翻案した、これもまた名作。
その監督は誰か。
ブライアン・デ・パルマです。
名監督です。
「キャリー」「カリートの道」「ミッドナイト・クロス」
「殺しのドレス」「ミッション・インポッシブル」
「アンタッチャブル」・・・
すぐに思いつくだけでも、たくさんの名作があります。
さて、この作品はどんな映画かと、
「は弱いが天才的なロック作曲家だったウィンスロー・リーチ。
しかし、腹黒いレコード会社の社長スワンにより、
自分の曲を盗作された上に無実の罪まで着せられてしまう。
刑務所を脱走した彼は、レコードのプレス工場に忍び込んだ時、
機械で顔半分を押しつぶされてしまった。
仮面をかぶった怪人と化したウィンスロー。
スワンの裏切り行為に激怒した彼は今や復讐の鬼となった──。
怪奇映画の古典『オペラ座の怪人』の物語を
現代のロック音楽界に置き換えて
ロック・ミュージカル仕立てにした異色作。
MTVの元祖となった鮮烈な映像美と
痛烈なロックが妖しくからまった、
鬼才デ・パルマの傑作ムービー。」
何度も何度も見た映画です。