DVD『市民ケーン』・・・を、今日観たわけではなく、買ってはきたものの、目の前にあり。
2007年7月11日 01:06:56
いつものことだけれども、
頭が回転していると、異常に無口になる。
そして、人間が嫌いになり、
全てのしがらみを破壊し、
自分につながる全てのリンクを断ち切り、
異常な無口になる。
何もかもがうっとうしい。
何もかもがめんどくさい。
何もかもがわずらわしい。
世界が消えればよいと思う。
そして、自分も。
選択肢は、やはりそうだ。
書くか、読むか、死ぬか・・・
『市民ケーン』を買ってきた。
ビデオで持っているのだけれども、
何度も観るので、DVDにしようと。
うん、これは傑作だ。
完璧な映画かもしれない。
驚くほどの距離感と緻密なカメラ。
そして、その監督力の確かさ。
スタッフ・俳優の信頼感。
これ以上の映画を思い浮かべようとするけれども・・・
うん、匹敵するものはいくつかあっても、
これを超えるものを思い浮かばない。
完璧・・・
そんな世界がほしい。
そうではない今が、いらつく。
そうではない自分にいらつく。
世界に八つ当たりをする。
無口という武器で。
全てを断ち切り、
ゆるやかに堕ちていけないか。
いつまで続くのか、この独力。