そうだ、一瞬の表情こそに永遠が宿る。それを見たいんだ。DVDをプレイヤに・・・・・
2007年8月10日 23:13:39
コンマ何秒という、一瞬の、絵。
たった一秒の、表情。
百分の一秒という単位の、目の動き。
それを、それを見たいんだ。
いい映画には、そんな一瞬が、必ず、ある。
そして、いい舞台にも。
稽古からの帰り道、
254号線をバイクで走る。
不意に口をつく、歌。
「昨日と同じ今日なんて
誰も望みはしない
今日と同じ明日を作ろうとは思わない。
やりきれない朝もある
眠れない夜もきっとくる」と、
歌い続ける。
大声で歌い続ける。
その時に目に見えた、絵。
何の映画だったかと、思い起こす。
そうだ、
『ジャンヌ・ダルク』
あの冒頭の絵だ・・・
帰宅し、プレイやにDVDをいれ、見入る。
芸術に挑むとは何か。
舞台に挑むとは何か。
それに挑む要件とは何か。
・・・
ああ、そうか、と、一人、解を出す。
その今日の解が9月まで続き続ければ・・・
その絶対的要件がこの体内あり続ければ・・・
ジャンヌ・ダルクが
ミラ・ジョボヴィッチが
叫ぶ。
『なぜ私ではないのか!』
『なぜ私なのか!』