『黄金の腕』阿佐田哲也

2007年8月18日 01:52:48

写真

毎日こつこつと公演に向けて準備をしている。
例えば、今の時期、
DMを送ったり、
小道具の準備をしたり、
パンフレットの作成の大詰めだったり、
宣伝のラストスパートだったり。

一つ一つこなしていっても、
一つ一つ、仕事が出てくる。
それに伴って、やっぱり問題も出てくる。

あと2週間か。ん、2週間ね。

頭がぐるぐるになりつつ、
先日の一種の「気付き」
あの瞬間を思い出すだけで、ひどい恐怖に襲われる。

ここまで脳を酷使して、
それでも脳全体の数パーセントなのか?
本と?

本とならば、なんという欠陥だ。人間。

『黄金の腕』
阿佐田哲也

でました!阿佐田哲也!
これまでに何度も何度も読んだ本。
面白くて面白くて、何度も読んだ本。

麻雀小説。

「麻雀は一般的に言えば遊びであるし、
レートもその範囲で決められる。
だがその域を抜けると、
賭ける金額を自分の経済力ではなく
自分の技量で決めるようになる。
当然上のクラスへいくほどその闘いは熾烈を極める
「レートは?」
「金なんか賭けていないよ。
でもラスを喰うと、金より多少重たい」
遊び人川島に誘われて行った麻雀は、
金を賭けた麻雀以上の異様な雰囲気が漂っていた。
逃げ場のない喰うか喰われるかの本当の勝負が始まった。」

ほら、わくわくするでしょ!
ほんとにわくわくどきどきです。

稽古から戻って、
仕事にかかる前の上質のひと時、良書の読書。

明日は、面白い企画の麻雀大会が予定されていたのだけれども、
どうしても都合がつかず、ドタキャン・・・