多くの方から感想をいただき、
2008年4月22日 20:57:46
早見慶子さんが、自身のブログ「十条日記」に舞台の感想をあげられている。
早見さんの感想を読みながら、煙草に火をつけた。
目の前には、8月の舞台の書きかけの脚本、原稿用紙。
早見さんは、とてもきれいに現象を見てくれていたのだ。
目の前で行われる現象に対するその分析の正確さに恐れ入ってしまう。
早見慶子さんの『I LOVE 過激派』を拝読したときにも感じたけれども、
分析能力の高さゆえの精神的な不遇があったのではないか。
その能力ゆえの苦しみを味わってきたのではないか。
分析という能力の両刃の剣。
それを心に生きてきた早見さんを思うと、その著書もまた違って読めてくる。
とはいえ、それが彼女自身の今と、そして未来の言葉なんだろう。
早見さんの次の本を楽しみにしている自分がいる。