鈴木邦男という質量・・・
2008年5月23日 23:29:57
鈴木邦男さんから送られた【月刊TIMES】
今月号も興味深く、読み、
鈴木さんのこれまでの著作を思い起こしてみたりする。
ここに紹介したもの以外にも、もっとたくさんの著作がある。
自分は、全部読んではいない気がする。
全部、読んできたという人を知っている。
全部読んできたという人の本棚に、鈴木さんの著作は今もあるだろうか。
本を書くことは、大変だ。
その労力、その覚悟。
非難することは、誰にだってできる。
文句なら誰でも言える。
本を書くことは、誰にでもできることではない。
戦いだ。闘いだ。
一人の人間が本を書き、書店に並び、読者の手にわたる。
それを読む読者も、やはりある種の覚悟が必要なのだけれども、
それは、今はさておき、
鈴木さんは、たくさんの覚悟をしてきたのだ。
鈴木さんの著作を読めば分かる。
何十冊もの鈴木さんの著作を読めば、誰にでも分かる。
読めば読むほど、分かる。
全部読めば、よく分かる。
分からないのは、読み方が悪いのだ。
読み手が悪いのだ。
心がひねくれているのだ。
【月刊TIMES】今月号も、そんな鈴木さんが良く分かる記事。
言論の覚悟、と鈴木さんは、言った。
覚悟が、覚悟だけで成り立たないことは、周知。
右翼・左翼、と鈴木さんは、言い続けた。
右翼が右翼だけで成り立たないように、
左翼が左翼だけで成り立たないように、
闘いには、優しさと寂しさが必要なのだ。
その優しさと寂しさを読むのが、読書だ。
読めば分かる、読めば分かる。
そう読み続けてきた。
しかし、まあ、人それぞれか。
諦念と苦笑。
ぼくは、偉大な真夜中に、優しさに触れるのが、好きだ。
『月刊TIMES』
購入方法ですが、
大手書店で探してみてください。
なければ、
直接、月刊タイムス社にお問い合わせを。
或いは、高木にメールをしてみてください。
なんとかなるかもしれません。
定価530円。
株式会社月刊タイムス社
東京都新宿区新宿1-31-7
新宿御苑ダイカンプラザ512号
電話・03-5269-846