『ファイナンシャル フォーラム』800字の宇宙と20000字の一語

2008年5月23日 15:43:55

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一本の脚本を書けば、20000字をゆうに超える。
ト書きを書き込んでいけば、30000字を超えることもある。
1時間の芝居に、原稿用紙100枚を費やす。
2時間の芝居なら、200枚オーバー。

それは、脚本家としては、多く書いている部類だと思う。
通常、2時間の芝居なら120枚くらいで収まるはずだ。

ぼくは、ト書きを書きつくす。
台詞以上にト書きに情熱を燃やす。

そして、この書評という800字。
一本の脚本の文字数と比べるべくも無い800字。
しかし、その燃焼度は全く同じ800字。

20000字と800字。

手で書くという作業の同値性がある。
20000字も800字も、一言で書き得れば、

そう書きたい。
けれども、その一語が、ない。
その一語を探し出すために、何時間も何ヶ月もかけて、
言葉を書き連ねる。

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本誌は、京都銀行本店各支店や「京都館」(写真をクリック)で
入手できます。


京都館
自分は何度も足を運んでいます。
よくあるアンテナショップとは何かが違い、
完全なコンセプトを感じる場所です。

場所は、東京駅八重洲口のまん前。
一度、足をお運びください。

〒104-0028
東京都中央区八重洲2丁目1番1号 ヤンマー東京ビル1F
(代 表) TEL.03-5204-2260 FAX.03-5204-2266
(情報コーナー) TEL.03-5204-2265 FAX.03-5204-2266
営業時間/10:30〜19:30
休 館 日/毎週水曜日、年末年始
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