幕が開いて、信じることの恐怖。そして、明日幕が降りる

2008年8月10日 00:59:56

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初日の幕があき、終演後、たくさんのお客さんと打ち上げる。
たくさんの顔、顔。そして、頂いた言葉の数々。
不意に涙ぐむ。いかん、涙腺が弱くなっている。年か。
空っぽの胃袋が熱を持ち、目の奥に何かがいる。

たくさんのお言葉を頂いた。
それは、この演劇の感想であり、劇団再生の姿勢であり、
無駄話であり、提案であり、

全ての言葉が、ここにやってくる。恐ろしいほどのありがたさ。

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そして、今日誕生日を迎えた劇団員の福井貴男。
同じく、間もなく誕生日を迎える鶴見直斗。
打ち上げに残られたお客様がみんな「ハッピーバースデイ」を歌ってくれる。

なんという日だ。
演劇とは一体なんだ。
明日一回でこの舞台は、終える。全てを終える。きれいさっぱり終える。

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記念写真を撮った。たくさんのお客さんと撮った。
先日、写真集を出版された平早勉さんが撮ってくれた。
何十枚もの舞台写真。そして、お客様との記念写真。

平早さんは、フィルムで撮影される。
手元に届くまで一週間くらいはかかるだろう。楽しみだ。

写真は、歌の諷花さん。

明日、全ての幕が降り、週末から稽古が始まる。
きれいさっぱりここを終え、稽古が始まる。

あと一回の命。