夜、思う、我、思う夜

2008年10月3日 17:16:15

写真

写真

先日、武蔵野御陵で清掃奉仕をさせていただいた。
多摩瑞穂清掃奉仕団。定期的にご奉仕させていただいている。
早起きをし、電車で一時間半。高尾駅。
そこからてくてく歩いて20分。御陵にむかう。
朝のお散歩。川を渡る。空気が変わる。

一日、清掃に汗を流し、和歌を一首詠む。

そして、何故か毎日夜が来る。
多分、1000年前にも夜があったのだろう。
2000年前にも3000年前にも、自分は、その夜を見たことがないけれど、
夜があったのだろう。

今日の夜と1000年前の夜。

何が違って何が同じなのか。
そんなことを考える。その1000年夜を繰り返す間に、
何人の人間が生まれ、何人の人間が亡くなったか。
どれだけの動物の命が失われ、生まれたのか。
どれほどの植物が、どれだけの分子が、光が、水が、生まれ死んだか。
数え上げてみたいと、思うことがある。

この今日の夜と2000年前の夜。

清掃奉仕を終えていただいた和三盆とコーヒー。
秘密の組み合わせ。お気に入り。
眼鏡を外し、頂く。