とんでもない週が始まった

2008年11月17日 22:57:01

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カレンダーに予定を書き込まない、と決めて、数週間、過ごしてきた。
今日は、月曜日。あれっ?と思った。
あれもこれもそれもなにもかもが今週じゃないか。
びっくりした。驚いた。

稽古はもちろん続いている。
驚きの稽古場が発熱している。
稽古場で不意に眠気を覚えることがある。
耐え難いそれに抗うことは難しい。
数分、眠ったりする。
夢を見たりしている。
ゆーこちゃんがこっそり写真を撮ったりしている。

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それはそうと今週だ。
原稿の締め切りがある。書類の提出期限も今週だ。
脚本を応募する締め切りも今週。
それにコンクールの審査が今週。
週明けに行われる「野分祭」のことも。
機関紙の編集にも。
こりゃびっくりだ。その他に仕事もしなきゃ。
んー。参ったな。参った。
確か、昨年もこんな週を経験した覚えがある。

一つずつ片付けていけば、一つずつ片付くのだろうけれど、
どれから手をつけたらいいのか。
優先順位がつかないことが憎たらしい。
何もかも一番だ。

知るかっ!とひっくり返ってみたけれど、
そこは小心者。すぐに飛び起きて、やるか、と口に出してみる。

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稽古が続いている。昨日見た劇団再生のアリバイ。
今日は、稽古がお休み。
劇団員にそれぞれの時間が流れるのだろう。
11の夜だ。
どんな夜だろう。彼らは今、何をしているのだろう。
一心に台詞を覚えているか。
丁寧に脚本を読み返しているか。
これまでに高木が口にしてきたことのメモを見返しているのだろうか。
明日の通し稽古に備えて、眠っているか。
大切な人と恋を露にしているのか。
真夜中大切な何かを呼び続けているか。
大好きな誰かの名前を呼んでいたりするのか。
11の夜。
明日なんかないと豪胆に今を見据えているか。
明日の朝に怯え自分の膝を抱いているか。
眠れない夜が何度目かと数え上げているか。
11の夜。
風呂上りの磨き上げられた体から芸術の焔を漂わせているか。
小腹をすかし稽古場から持ち帰ったお菓子を食べているか。
11の夜。

その全てが判明するのは、明日の通し稽古。

それはそうと寝る時間がほしいな、と思う。
明日も暗いうちに起き出して、あれやこれや。
いい加減布団に入りたいな。