お客さんも劇団再生
2008年12月8日 21:33:59
劇団再生の公演を終えた。
今回もたくさんのお客さんにご来場いただいた。
終演後、お客さんと交わした言葉を思い出す。
阿佐ヶ谷ロフトさんのご好意でいつも打ち上げを用意していただく。
お客さんと劇団員。揃って乾杯。
劇評を聞いたり、深く深く意見を交換したり、
ありがたい批判を頂いたり、こうやって写真を撮って回ったり。
そして、この一枚も恒例の記念写真。
劇団員が鈴木邦男さんを囲む。
前回の公演では、確か「グー」とやっていた気がする。
今回は、なぜか「ケーキ入刀」。あるいや、「ヤー」とやっているのか。
お客さんと記念撮影。
交わした言葉を思い出しながら、こうして写真を眺める。
劇団員市川未来、6割劇団員の高橋あづささん、お世話になっている編集者の椎野礼仁さん。
この会場でお会いでき、そして、それが劇団再生の証明なんだな、と思う。
劇団再生を証明しつくそうと稽古を重ねているけれども、
最後的には、この一方法しか証明の完了がないことをあらためて思う。
ここにこれだけのお客さんがいる。∴劇団再生である。証明終わり。
劇団員市川未来、田中惠子、さとうまりこ。そして、万有引力の村田弘美さん。
昨年の見沢知廉3回忌追悼公演『天皇ごっこ』で、かわいらしい見沢知廉を演じつくした村田さん。猫娘。
こうやってはしゃいでいるけれども、決定的な言葉をいただいた。
そうだ。やるべきことがあるんだ。村田さんの言葉で気付かされる。
たくさんのお客さんにご来場いただいた。
毎回足を運んでいただくお客さん。初めてお会いするお客さん。
若い方やお年をめした方。演劇批評家、初めて演劇を観るという方、ライターの方、雑誌社の方、
劇団員の友人、通りすがりの方。たくさんのお客さん。
そして、いつもご来場いただく方。
編集者の椎野礼仁さん、鈴木邦男さん、いつも遠くからご来場の吉本さん。
記念撮影は、劇団員あべあゆみと磯崎いなほ。
公演を終えた翌日という今日、こうして何百枚もの写真を眺める。
たった数時間前のこれらの現実が、とっても遠い。懐かしい。
昨日のことと、数十年前のこと。それは質量においてはまったく同じだ。
公演が終わった今週。劇団再生はこれまでと同じように稽古。