本読みを終え、配役し、稽古にはいり、とんでもない肩こりに
2009年2月3日 22:57:56
月末月初の怒涛の日々。
5分の隙間もなく、あれやこれやと云々と。
移動し、仕事し、移動し、云々。
移動し、稽古し、移動し、云々。
先日、本読みをした。
未完の脚本。劇団員に申し訳なく思いつつ、
出来上がったところまでの、本を読む。
考えうる全ての配役で本読みをできれば、もちろん良いけれど、
そうもいかない。
限られた時間。なぜか、限られた時間。
本を読んだ。
そして、配役をした。
配役を終えたら、この舞台が終わった気がした。
一人で打ち上げ気分。
脚本を書き上げても居ないのに、なんだか終わった気分。
なんとか続きを書くための環境を作ろうと、
あれこれ云々を一つずつ終わらせていく。
そしたら、いつも真夜中。
眠る時間が欲しい、といえば、欲しい。
確かにほしい。
ゆっくり休みたい。そう思う。思うけれども、
思うけれども、睡眠を削るしか時間を作ることができない。
参ったな。参った。
今日、稽古を終えて、帰宅の2分間を今日一番の忙しさで過ごし、
帰宅。
とりあえず腹に何かいれる。
稽古場でお菓子をいれたけれども、それは、
稽古場で消費した。
なんでもいい。
なんでもいいからおなかにいれよう。
ご飯にマヨネーズをかけて食べる。
当面のカロリーは補充した。
一番の懸案事項、直近の原稿をどうするかと考えつつ、
目覚ましの顔を洗った。
脚本とは全く別の原稿。それを書いてしまおうかと考えつつ、
着替えをし、赤いパジャマになった。
その原稿を書くにしても、資料を集めることからだ。
そんな時間なんかない。
誰かに頼もうか、それとも2時間を資料集めにあてるか。
いやいや、そんな時間はない。脚本だ。
と、机に着いたら23時11分。
時間が欲しい。
あと少し、時間が欲しい。
顔を洗って目を醒ました。とどめのコーヒーを淹れてみるか。
今日、俳優は稽古場で立ち、時間を我が物にしていく。
明確なイメージがある。
完全な画がある。
それを見ることができるだろう。
ぼくは、そして、告白を続ける。
ぼくは、そして、ぼくたちの特権のさなかにいる。
グラフ用紙を買ってきた。
そこに、明日を証明するための作図をした。
複素平面にいくつかの点をうった。
複素平面でしか証明できそうもない、明日。
しかし、この証明方法でうまくいくのか。
明日が証明できたら、なにもかもきれいさっぱり。
原稿用紙の欄外にその証明のための、メモをうつ。