劇団再生のもう一つのアリバイは、誕生日。先日、あべあゆみの誕生日を祝う

2009年2月18日 22:30:53

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生キャラメルの作り方を
とうとうと語り続ける女性と、隣になった。
その女性の横には、それを聞き続けるもう一人の女性。

インターネットで生キャラメルの作り方を調べ、
材料を買出し、・・・・・ひたすらひたすら混ぜ続けるらしい。

水あめは、スーパーではなかなか見つけづらいらしい。
話し方がうまいのか下手なのか分からないけれど、
つい、聞き耳を立ててしまう。
そんな今日の隣。

ここで何度も書いてきた、劇団再生の誕生日。
先日は、劇団員あべあゆみの誕生日。
ケーキが用意され、ハッピーバースデイを歌う。
ろうそくが吹き消され、これこそが誕生日。

劇団再生が誕生してから、
誕生日は大切にしてきた。
いろいろな方法で、大切にしてきた。
彼らがここにいる理由のそもそもだ。
劇団再生のアリバイを証明する一つの手段だ。

あべあゆみも一つ年を重ねた。
劇団再生で年を重ねた。

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ろうそくの吹き消されたケーキをみなでむさぼる。
軍隊蟻のように、一瞬で跡形もなくなる。
台紙だけになったケーキを前に、稽古が始まる。

あと何度彼らの誕生日を祝うだろう。
あと何度彼らと共に祝うだろう。

生キャラメルの作り方を聞きながら、
「資本論」を読んだ。