コトバの奴め、野生の血が騒ぐのか
2009年9月9日 21:20:18
帰宅して、うっとうしい長髪をゴムでまとめていると、
コトバの奴がアタックをかけてきて、
頭にとまり、「ほー」と勝ち誇って、鳴いた。
原稿に手を入れながら、
一枚のアルバムを聴き続けていた。
おいしいコーヒーを飲みたいと、思った。
コトバが止まり木の上からぼんやりとぼくを見下ろしている。
いつもの景色だ。
「やあ」と、声をかけると、「ほー」と返事をした。
一通の手紙を書きながら、
一枚のアルバムを聴き続けていた。
おいしいコーヒーを飲みたいと、思った。