いろんなメイクをしてきた劇団再生
2009年11月26日 00:23:39
いつもたくさんの方にお世話になりながら、一本の上演ができる。
先輩方や友人、そしてスタッフの方々。
彼らがいないととてもじゃないけれども、上演はできない。
本当にできない。
メイクというジャンル。
ぼくにはまったくさっぱりなんだか・・・のジャンルで、
いつもプロの方にお世話になる。
これまでずっとやっていただいた木下恭子さんが、人生一大私用で、
メールや電話でアドバイスを頂きながら、
ある日、香春さんと出会った。
こうして、稽古場でメイクテストをしていく。
「空の起源〜天皇ごっこ〜」本番の前日。
彼もまた、舞台に魅せられた一人。
静かな物腰に激しい感情の起伏が隠れ、けれども情熱の迸りを隠しようはなく、
彼は、稽古場で静かにメイクを創る。
ぼくの話す「こんな感じ」「あんな感じ」「そんな感じ」を
見事に具現していく。
「へー、凄いね」としか言葉は、ない。
やわらかな手つき、力強い意思、
彼は、稽古場でこうして劇団再生を創る。