言葉が何かと考えながら、言葉の千年王国を旅し、言葉とは何だと考え続けながら、世界最初の言葉に出会い、コトバはちょっと怒った顔でえさをねだる。
2010年1月10日 18:49:07
読書自体を超えたいんだ、とずっと思っている。
思考は、読書とテロルの蜜月に飛ぶ。
言葉の千年王国を旅して、知った。読書とテロルと生と死と。
淋しさだ。
読書を超えることの淋しさは、一言の言葉と交わり、
テロルと有機的な交わりを交わる淋しさは、またその一言と細胞全てをかけて交わり、
ただ一言を夜、一人、呟く。
世界には言葉が降る。空の真ん中に、
空の真ん中に居るのは、誰だ。そこに居るのは、誰だ。
ここで完全な手を打てば、終わる。