晴天、とはいかなかったけれども、降られることもなく、墓前に手を合わせ

2010年2月27日 21:59:35

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昨日からの雨予報。案外強く降るような予報。
3年目で初めて降られるな、そう思いつつ、まあそれも良し、と朝。
予報通り。雨が降っている。

見沢さん、雨ですよ。
初めて降られました。見沢さん、何かあったのですか。

傘を持ち、駅まで歩く。
暑いのか寒いのか気温が何だか全然わからない。
厚着をしすぎたようだ。電車の中でじっとりと汗をかく。

雨か、これまでの墓参を思い出す。
それにしてもよくこれまで一度も降られなかったな。

本駒込の駅に着くと雨があがっていた。

お寺さんの二本の梅を眺める。
名人が剪定されているとのこと。さすがだ。素人目にもその技術の高さが見て取れる。

濡れた卒塔婆、光る墓石。

見沢さん、もういい加減降らせてくれてもいいんですよ。
雨でも雪でも、ここに来ます。
毎月来ます。
話をしましょう。

今日話したことも全部本当ですよ。凄いでしょ。
話したようなあんな物語を聞いたことがありますか。
あんな物語を見たことがありますか。
書き始めたんですよ。
タイトルを書いて、一つの宣言も書いたんですよ。
凄い話でしょ。

見沢さん、話したことは全部本当ですよ。

「キチガイだな」

そう言った見沢さんも相当ですよ。
また来月、ここで会いましょう。