合宿3日目雨のち晴れ気温は低く
2010年9月25日 21:03:09
目の前に富士山を望む場所、富士の裾野。
合宿も3日目に入った。
今日は朝から夜まで全て稽古のスケジュール。
けれども、いざ芝居の稽古。
時間なんかいくらあっても足りることはない。
そして逆もまた真。
芝居の稽古。時間なんかまったくなくても出来る。
この合宿には大きな仕事を抱えてやってきた。
その仕事の時間を作るために夜や朝に時間を工面する。
消灯時間が過ぎ、部屋の電気を消し、
パソコンのモニタの灯りでキーボードを打つ。
早朝5時に起き出して、
マシンも一緒にたたき起こし原稿を書いた。
こうして、丸一日稽古をしているとさすがに疲労する。
11月の舞台の稽古だ。
本番を約束した稽古だ。
舞台をぼく以外の誰かに見せるための稽古だ。
オープニングから当たっていく。
いつもは音楽があるのに今回はまだない。
それだけでも随分と印象が違って見える。
言葉と肉体だけの稽古場。
そもそも演劇とは何か、そんな問いに対する答えを用意したい。
そもそも物語とは何か、そんな問いに対する答えを用意したい。
11月だ。
用意した答えを発表するのは、11月。目の前だ。
その約束された日には、約束を守るだろう。
幕が開き、そしてその数日後には幕が降りる。
なんてことない。ただそれだけだ。
だが、そこにいくつかの答えは、用意する。
朝起きたら小雨が降り、
寒い寒いまいったな、と思いながら稽古を開始。
夢中になり稽古場にいるといつの間にか、そとは晴天。
富士の裾野の劇団合宿。
今日は3日目。