鈴木邦男さんと対談
2012年1月23日 21:39:32
先日、鈴木邦男さんと対談をした。
毎年の恒例となりつつある、『読書対談』だ。
思想全集を読もうと決めて、4年以上が経った。
読み始めたのは、見沢知廉三回忌追悼公演のあとからだ。
それから、鈴木さんの指導のもと思想全集を読んできた。
戦後日本思想大系、
現代日本思想大系、
近代日本思想大系、
世界教養全集、
世界思想教養全集、
世界の名著、
われながらよく読んだなあ、と感じる。
全部が全部もちろん覚えてはいないけれども、
一字一句読んできた自分がいることは、確かだ。
そして今、『人類の知的遺産』に挑戦している。
この全80巻という高峰を登りきれば、次にはまた別の山。
それらの全集を読んできた鈴木さんと今読んでいるぼくとの対談。
対談のたびに鈴木さんと確認するのだが、
「読書対談を誰も面白がってくれなくていいんです。
誰にもわかってもらえなくてもいいんです。
2人が話して楽しければ、それでいいんですよ。」と。
そうだな、と思う。
本を読む者と読まない者。その二種類。
知を求め愛するものと、それらを必要としない者。
対談の模様は、近々、雑誌とHPで発表される。