ふくろうは止まり木が好き【梟ふくろうの写真】
2007年1月5日 00:28:32
脚本を書いています。
あと数日内に俳優の皆さんにお渡しします。
まだ出来ていません。
後半まで書いて、
「ラストシーン」に筆が止まっています。
何故か・・・
登場人物がそのラストシーンで選択するであろう選択肢と
この高木自身が選択するであろう選択肢に
わずかばかりの開きがある・・・違和感・・・
それを拭い去ることが出来ずにいます。
筆の進むに任せて書いてしまえば、
登場人物の主たる人々は、
その物語の中で首尾一貫した感情を生きるでしょう。
でも、それを書いている自分に、違和感がある。
ああ、初めてだなあ、こんな感じ。
コトバは、書いている自分をいつも見ています。
(今はもう寝てるけど)
目の前の止まり木に止まって。
じっと、こっちを見ています。
木という止まり木。
そして、止まり木に止まりやすいように最適化された
ふくろうの足の形状。
まあるいものを掴むのに長い年月をかけて
進化してきた足。
平らなとこは、やっぱり苦手か、コトバ。
2時間の物語の中で、
物語自身は、自身、最適化されるものです。
全登場人物の意思が
きちんと感情を一点に収束させられるものです。
なんだろう・・・この違和感・・・