獄中23年、連合赤軍、あの事件の最後のキーマンともいえる青砥さんにお会いした

2013年2月10日 22:05:37

紙の爆弾誌上対談に同席させていただいた。

これまで、連合赤軍関係の当事者の方々から貴重なお話を伺ってきた。
植垣さん、金さん、雪野さん、前沢さん、そして、塩見さんや三上さん。
それぞれがそれぞれの価値と信念と歴史に立ち、言葉を発せられた。

今日、青砥さんのお話を聞いた。3時間、たっぷりと聞いた。
あの事件の話だ。山中での出来事。残された書物からは読み取れない本人の心。
同志殺しとあさま山荘。
目のまえで行われた総括という名の殺人。
何人も何人も目の前で死んでいく。
それまで共に理想に向かって闘ってきた同志が死んでいく。

話しを聞きながら、思考が飽和していく。
情報の入力と感情の拡大がバランスを失っていく。

(自分ならどうするか)

という、当たり前の落とし方などできなかった。
どうする、こうするという思考実験の無意味さを思い知らされた。
歴史のifというなんという軽さ。

参ったな・・・

こりゃ、基本思考に影響がでそうだ。

まあ、いいことだろう。
影響されるということは思考拡大の余地があるということだろう。
伸びシロがあるってことか。
それにしても、

それにしても、だ。

参ったな。