稽古にかかると、コトバとのんびり遊ぶ時間がない。なんだかんだ言っても、やっぱり四六時中作品のことばかり考えている
2013年4月15日 23:10:45
コトバの本の仕上げにかかっていたのは、たった数週間前なのに、
随分と昔のことのような気がする。
休みなく稽古が組まれているわけではない。
一日おきの稽古。
作品を創るうえで、毎日稽古をした方がいいという意見もあるだろう。
実際に本番前の一か月、休みなく稽古をする劇団も多い。
休まなければ、それはそれで得るものがあるだろう。
休みを挟めば挟んだで、やっぱり得るものもあるだろう。
実際の稽古は休みであってもぼくは絶え間なく作品に手足をとられているし、
俳優も、そうだろう。
脚本は未だ途中。この先何を描けばいいのか。
もちろん、物語としてのこの先の出来事や時間はあるはずなのだが、
主役は、言葉。
物語は途中であっても、何か知らんが、書くことは全部書いてるなあ、とホンを読み返す。
終わらない物語があってもいいのかもしれない。
ぼくたちの生活がそうであるように。