あらためて、ありがとうございました

2013年6月1日 21:25:10

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営業部長と一緒に「ありがとうございました」

早見慶子さんがブログ『早見慶子の十条日記』に先日の作品の感想を書いてくれました。「劇団再生『暗室の窃視者』を見る」です。

そして、いつもお世話になるAPOCシアターの支配人猪俣さんもブログ『A piece of cake〜子連れ支配人奮闘記〜』感想を書いてくれました。

ありがとうございます。

作品の発表を終え、たくさんの感想やお言葉をいただきました。
ご来場いただいた方、あらためて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

次の作品発表は7月。
『二十歳の原点』
原作は、高野悦子。

照準機関は何をするのか。

照準機関は、錬金術師なのです。死んだ人を生きかえらせることができるのです。
照準機関は、呪術師なのです。死んだ言葉を蘇らせることができるのです。

舞台装置もできている。
美術も照明も見えている。
俳優たちの声も聞こえる。
蘇る言葉が地下マグマのように沸騰を始めている。
音楽が聞こえている。
生きかえる人生がぼくの体内の一つの機関を始動させようとしている。

その次は9月。
見沢さんの作品。
脚本はまだないが、きっと自動書記システムが発動するだろう。
目を閉じ、万年筆を持つ。
見沢スイッチを入れると見沢さんと同じ思考回路に繋がる。
見沢知廉的論理跳躍も独特な形容詞使いも不整脈のような不安定な改行も
客観と主観が目まぐるしく入れ替わりながら主体機関車をけん引するその動力も
そんな見沢知廉的何もかもが自分でも呆れるほど自在に生み出される。

そうして作品を発表するたびに多くのお言葉をいただき、感想をいただく。
恐縮するばかりだ。へりくだっているわけでは全然ないのだが、
「いや、すいません、わざわざお越しいただき、いや、ほんと、どうもありがとうございます」
こうして書いてみたら、なんだかバカにしているような文章だが、
心の中はもちろんそんなことはない。言葉通りに思っている。

あと2週間もすれば稽古が始まる。