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2013年8月18日 00:58:56

写真

一週間前に稽古に入り、
ぼくがこの頭の中に見続けた画を稽古場で塗りたくる
両手にべったりと言葉と顔料をつかみ、塗りたくる

「読書劇」って何ですか、とこれまで何人もの方に聞かれた
みなさん、やっぱり「朗読劇」だと思っているようだ
なんとも説明しづらいのだが、はっきり言えるのは「朗読劇」ではない、という事

誤解を恐れず書くならば、「朗読劇」とは正反対に位置するものだ

今回で三回目となる「読書劇」
まず、脚本というテキストに重きを置かない
というよりも、脚本を信じない、脚本は資料でしかない
では、作品作りの上で何がガイドになるのか

画だ

この頭の中にある一枚の画だ
ぼくが、一冊の本を読んで見た「画」だ
それを描くのに言葉は常に二次的な場所に置かれる
俳優は混乱するのかもしれないが、仕方ない
読書劇なのだから

読書劇ではない作品は、脚本という言葉がガイドだ
創り方ははっきりと、違う

そんな読書劇
今回は見沢知廉
追い続けている見沢知廉
書き続け、創り続け、考え続け、付き合い続けてきた見沢知廉
46歳で死んでしまった見沢知廉

彼が死んだ2005年9月7日
良く晴れた日だった

そのニュースを知った時、ぼくがやるべきことが決まった
舞台を創ろう
見沢さんをやろう、と
2007年の三回忌から見沢さんを創り続け、今年で7年目

見沢さん、きっちりと弔い揚げますよ

今年の見沢さんは「読書劇」
見沢さんが遺した著作を読み、ぼくが見続けてきた画

予約受付中!
是非、会場に足をお運びください
見沢さんの命日にあたる9月7日土曜日の夜の回は、
鈴木邦男さんとのプレトークがあり、すぐに満席になりそうです

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