高木ごっこ・・・181-42 『組織、というシステム』
2007年2月7日 22:55:29
写真は友人T君が貸してくれていた漫画。
『海皇記』川原 正敏
さて、どんな漫画かと、
うーん、なかなか説明しづらい。
まあ、海を支配する皇帝みたいなのが率いるグループがあり、
陸では陸で群雄が割拠し、
それとは別の海賊やら、
アウトローやらがいて、
んで、
海を支配するグループにも
あれやこれやがあって・・・
最初の印象は、三国志でしたが・・・
さて、友人T君が貸してくれる漫画を読みつつ
ふと、
「あれ?そういえばこないだの漫画も・・・」と。
彼が好む漫画は、
組織論・リーダー論を主眼に置くものなのです。
人の上に立つものの資質、
組織を率いるものの素養。
その振る舞いに、意識に、才能。
そんなものが描かれている漫画が多いのに気付きました。
で、考える訳です。
人の上に立つとは何か。
組織とは、何か。
それを率いるとは何か。
いろいろな意見があるでしょう。
考える訳です。
『美学』
自分も様々な組織に属しています。
それぞれにリーダーがいて、
そして、自分がリーダーだったりして。
『美学』
自分には、美しいリーダーがいます。
日本とがっぷり四つに組んで、
毎日を戦っている一人の男。
先日もその方と話をし、
「ああ、命を投げ出してもいい」と
感じたものでした。
純粋な思いを信じ、
それに賭け駆けている、一人のリーダー。
それは、
一枚の絵画のように、
美しいのです。
美しくないものは、上には立てません。
その思想が一貫していて、美しい。
その行動に嘘がなく、美しい。
具体的なことなど、どうでも言いわけで、
『美学』があるか、ないか。
その一点に、尽きる。
と、結論。
友人T君は、そんなことを、
漫画で学んできたのですね。
そして自分を
振り返り、
自分に『美学』があるか。
かっこ悪くはないか。
ださくはないか。
言葉とその行動に嘘は無いか。
口にする責任をとっているか。
行動に命をかけられるか。
言葉に人生を賭けられるか。
と。
自分をぼんやりと、振り返ると、
コトバも、
こっちを振り返り、
「考えても仕方がねえ、今、行動しろ。
考えても仕方がねえ、世界の空気を感じろ。」