来年の作品計画が決まった今日は、野村秋介さんの命日
2013年10月20日 20:46:12
先月まで、二か月に一度というペースで作品を創り続け、
どうにもこうにも疲れ果て、しばらく休もうと思っていたが、
頭の中に次の作品の画が溢れてきて仕方ない。
半年くらいお休みすることになるのだが、
次回は5月、そして6月。
二か月おきどころか、一か月の間しかないが、6月は再演だ。
2014年
それはどんな時間だろうか。
2014が3022でも一向に構わないのだが、構う世間というものがあることも知っている。
作品が溢れてくるこの秋にその来し方を思う。
2014年
5月『スーザンナ・マルガレータ・ブラント』
6月『二十歳の原点』
10月『岸上大作全集全一巻〜十月の理由とレインコート』
そして、8月には見沢知廉企画を計画している。
今日は雨。野村さんが死んで20年。
多くの方が伊勢原にお参りしていることだろう。
2014年
2013年から一つ数を重ねる。
見沢さんが死んで一つずつ。野村さんが死んで一つずつ。
誰かが死んで、誰かが生まれて、みんなが生きて、一つずつ一つずつ。
2014年に発表する作品の全てが実話だ。
みんな死んでいった人たちの物語だ。
なんでか知らんが、そんなことになった。
5月のスーザンナは殺された。
6月の高野悦子は自殺。
10月の岸上大作は自殺。
そして、8月の見沢さんも自殺。
死んで、こうして生きている者が一つずつ何かを数えている。
無為無策。分かっているのだが、数えてしまうのだ。
野村さんが死んで今日で20年、雨。