作曲とふくろうとLINUX【梟ふくろうの写真】

2007年2月9日 00:01:40

写真

2月22日に幕をあける舞台の音楽を作っています。

パソコンなんてものが無かった時代は、
シンセサイザーで音を作り、
アナログのテープに一つずつ音を重ねていったものです。
オープンテープを使ったり、
高品質のカセットテープだったり。

演奏は、もちろん手で弾きます。
間違えたら、最初から録り直すか、
その部分だけ、「パンチイン」するか。
そんな時には、
レコーダーを足で操作していたのですよ(笑)

さて、現在は、もちろんパソコンです。
何もかも、デジタルで処理します。
音の入力から、最終的な出力まで、
完全なデジタルです。

楽になりました。

ってな感じで、
マシンの前で音の操作をしていると、
やっぱり

コトバが飛んできます。

「音楽が好き?」
「きゅ!」

写真に見えているのは、
FEDORA COREというOSです。
ウィンドウズじゃないんですね。
LINUXの一つです。

どんなマシンを使おうが、
どんなOSを使おうが、
どんなソフトを使おうが、

音楽というものが本来持つ質量は、同じ。
その質量を、1gも損なうことなく、
完成させられるか、
その一点だけが問題であり、

頭の中にある、
2時間分の音楽を
少しのロスもなく
再現できるか。

ね、

コトバさん、
コトバさん、

そろそろ、そこをどいてくれないかな。

仕事をしたいんだよね。

「きゃ!」