真夜中、たった一人のぼくの友達
2014年5月11日 01:40:03
夜中の12時を回って、なんとなく世界が静かになる瞬間を感じる
その静けさは、部屋の外の音や電話やあれこれのノイズとは関係なく、
ふと、静かになる瞬間がある
ああ、真夜中だな、と、真夜中がやってくる
真夜中はぼくの友達
たった一人のぼくの友達
声が聞こえてくる。振り向くな、そこは時間の墓場だ、と
何もない、何もないんだそこには、何もない、何もない、と
コトバのやつがひょいとやってきて、うー、と鳴いた
なんでか知らないけれど、よく怒られる
俺は何にもしてないのに、なんで怒ってるの?
甘えてくるかと思えば、怒りだしたり、無視したり、まるで、
まるで?
まあ、いいや
真夜中がゆっくりと語り始める