劇団再生制作部
2007年3月25日 01:55:54
「芝居するんですよ」
と簡単に宣伝します。
「いついつです。観に来てください」って。
たった、数日間の本番。
たった、数回の舞台。
そのために一年も前から準備をします。
『制作』と言いますね。
一口に制作と言っても、
とてつもなく多い仕事量に
気の遠くなるような作業。
劇場の手配、人の手配、宣伝の手配、
稽古場の管理に、金銭の管理に、人間の管理、
DMにチラシにポスターにチケットに・・・
写真の二人は、劇団再生の制作部。
左から、中田祐子君に市川未来君。
市川君は、本職俳優ですが、制作をやってくれています。
見沢知廉3回忌追悼公演まで半年。
自分と彼女たち3人がかりで
手分けをし、スケジュールを共有し、制作仕事。
それぞれに得意なことがあり、制作仕事。
さて、高木が現在とりかかっている仕事は、
『限定パンフレット』の作成。
見沢知廉氏の生前の未公開写真がたくさん掲載された、
限定部数発売のパンフレットです。
作成、と言っても、高木が作るわけではありません。
デザイナさんが作ってくれるのですが、
その前段階の素材の準備です。
何百枚の見沢さんが、ここに。
何百枚の見沢さんが。
写真と格闘しながら、
夜中、
ふと、
そうか、テロリストになるんだった・・・、と。
演劇を撃つ、テロリスト。
日本を撃つ、テロリスト。
真夜中だ。