明日の存在を、さすがに証明できないDVD

2007年4月15日 01:59:02

写真

今日一日で何人の人と会っただろう。
午前中から頭を使い、
新しい情報を蓄積し、
夕方から、多くの方と会う。
頭を臨戦態勢に切り替え、
言葉の引き出しを開けておく。

刺激的な一日、と、言えばいいのか。
あるいは、
複素平面。

自分が生まれた年に、一本の映画が公開された。

『俺たちに明日はない』

夜中に帰宅し、
見始めてしまう。
ボニーとクライド。

今や死後となった言葉が蘇る。
「大恐慌」「暴れまわる」「凶悪犯のレッテル」
「青春」「ニューシネマ」「笑顔」・・・

この映画を始めてみたのは、
18歳、上京したばかりの頃だった。
高田馬場に居を構え、
レンタルビデオで借りて見たのが最初だ。
彼らのように生きたいと、強烈に思った。

何故、今日、唐突にこれをみたいと思ったのか。

『撃つ』という単語をある方と交わしたからなのかもしれない。

そうだ、『撃つ』んだ。
『撃て』

バイクで走るにはまだ肌寒い真夜中。

『撃て』と大声で何度も叫びながら。