ふくろうは、しょんぼりしたりします【梟ふくろうの写真】
2007年6月26日 22:24:28
脚本のことしか、考えていない。
頭の中にある無数のイメージを、
一文字ずつ言葉に置換していく。
全てを書ききることが、出来ずに、
暴れる。
そこは、演出、という領域なのかもしれない。
しかし、全てを書ききりたいという渇望は、
抑えきれずに、
原稿用紙に万年筆を突き立てる。
真っ白なコクヨの原稿用紙にインクが滲んでいく。
にじんでいく青は、思考を止めることなく、
目の前には、コトバという名の梟。
音楽は、「時には母のない子のように」。
と、コトバ、止まり木から足を踏み外し。
えっ?と思う。
足を踏み外したりとか、あり?
そんなのを見れば、笑ってしまうし、
意に反して、和んでしまう。
しかし、コトバ、足を踏み外したのがショックなのか、
しょんぼり。