ふくろうさん、走り回り【梟ふくろうの写真】

2007年11月8日 00:53:20

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明け方、不意に眼が覚めて、
もちろん眠いのだけれども、
(まあ、寝ても起きてもどっちでもいいや)と、
座り込んで、読書を始め。

枕元にある本を手探りでとると、
それは、ドストエフスキーの『罪と罰』
ごそごそと拾い読みをしていると、

コトバの奴が歩く音が!
ちゃっちゃっちゃっ・・・
(飛んだら?)と、思いつつ、
未だ覚醒しない頭で『罪と罰』

と、足にしがみついてきたコトバ・・・
一体何がしたいのか、
ぎゅっと足の指につかまったまま、きょろきょろ。
足の指を餌と勘違いしているのか、
或いは、親愛の表現か。

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知らん顔をしていたら、
今度は、両足でつかまり、知らん顔。

ちょっと指を動かすと、
力をいれる。
だんだん力が強くなってくる。

(そろそろ痛いよ)

コトバさん、コトバさん、と声をかけると、
驚いたように指をつかんで
飛び立とうとする。

やっぱり餌と間違えてるよ・・・コトバの奴・・・