『北一輝「日本改造法案」』解説・古谷綱正
2007年11月19日 02:00:05
1000日連続で記事を書こう、と、
昨年の冬から挑戦している。
今日のこの記事で連続337日。
337は、素数。68番目の素数。
そういえば、高木ごっこカテゴリで337を書いたなあ。
と、思い出し、振り返ってみると、
337-68は、「三上卓―花房東洋―山口ニ矢」の記事だった。
1000日連続で書く。
それが難しいことなのか、
或いはそれほど大したことでもないのか、
それさえ未だ実感されない。
1000日という期間は、
誰しもその期間を生きていれば生きるだろう。
1000日間連続で呼吸をするだろう。
1000日間連続で無意識を持つだろう。
1000日間連続で連続をするだろう。
生きてさえいれば、それほど難しいことでもないのかもしれない。
337日目の今日の記事。
三分の一を過ぎたあたりの当たり障りのない記事。
本ばかり読み、
毎日記事を書いていると、
こんな偶然もあるのか、と。
ほほえましい偶然。
『北一輝「日本改造法案」』
解説・古谷綱正
「日本改造法案大綱」全文とその解説が収められた一冊。
奥付を見ると昭和45年の発行となっている。
漢字と片仮名で書かれた原文だけれども、
意外に読みやすく、
一気に読了。
それも、大笑いしながら。
面白い!
と、古ぼけた本書に鉛筆で線を入れながら、読了。
何が面白いって、
読み始めるまでは、ある種の身構えをしてたのだけれども、
(北一輝だし、226関連だし)
こんなに面白いと思わなかった。
思想的な、着想的な、そんな面白さではなく、
「大笑い」するような、
漫才的な、落語的な面白さ。
その面白さは、本当に内緒にしたい程で、
今年一番の発見で、
そうそう、偶然という話。
337日目の今日の記事と
337「高木ごっこ」の記事。
337-68の記事は、
五・一五事件の指導者である三上卓先生の門下生の
花房東洋氏に山口ニ矢に関する資料を頂いた、という記事。
今日読んだ本書には、
三上卓先生が作られた「昭和維新の歌」の
ソノシートがついている、という話。
先日、その「昭和維新の歌」(青年日本の歌)の歌碑を拝観し、
いい歌だなあ、と思っていたところに、そんな偶然。
さて、北一輝の「日本改造法案」。
こんなに面白い北一輝。
演劇にでもしたいところ。
「おしゃべり一輝の戒厳令」とか、
「北おじさんの憲法停止」とか、
「我輩はKITAである」とか。
ちょっと北一輝著作を一気に全部読んでしまおうと計画中。