何かが体にきたか、ガタピシガタピシと発熱し、コナン君がモニタの中で頑張っている。

2009年12月6日 23:28:05

写真

体中からガタピシと音がする。
吹きさらしの雨降る河原、カメラの前で知らず緊張していた。
髪の毛を切り、驚くほど軽くなった頭に雨。

来年は手帳を持とうか、とここ数ヶ月ぼんやりと思っている。

10月末、ダブルブッキングを2件してしまい、こりゃいかん、と
一枚の紙に11月12月、2ヶ月のカレンダを手作り。
その紙とは別に、やるべきことを事細かに書き込んだ一枚の紙。
その2枚があれば、年末から年始にかけての自分の行動を大体把握できる。
と、喜んでいた。

ある日、やるべきことを書き込んだ紙を紛失した。
紛失したで思い出した。パスモも紛失した。まあいいや。これからは切符を買おうと思った。
紛失したぼくのToDoはどこを探しても見つからない。
書き込んでいた項目は、30以上になっていたはずだ。
半分も思い出せない。困ったな、と思いつつ、また思いつく限り、紙に書き出した。

一枚の小さな紙に書き込まれた12月。
忘年会だの、支払いだの、仕事だの、あれやこれやが書き込まれた12月。

そうだ、来年は手帳を買おうかどうか、ここ数ヶ月ぼんやり考えていた。
ぼんやり考えていたら、発熱した。
風邪か? とも思う。確かに髪をばっさりと切った。確かに雨に打たれた。
確かに疲労した。確かに思考した。風邪のやつめが入り込む余地は充分にあった数日だ。

体中からガタピシと油の切れた音がする。
筋肉のあちこちが痛い。関節にオイルが回っていない。
背中だの肩だの首だのがどうにもうまく動かない。

発熱しながら、来年は手帳を持とうか、と考えるも、思考がまとまらない。
カレンダが嫌いなんだ。
昔からそうだった。偉そうに順番に並びやがって、何様のつもりだ、と思っていたし、
今も思っている。
寝ても覚めても大上段で順番に並んでいる。
3月4日の次は、3月5日だ。それがどうした、ふざけるな。
俺の3月4日の次は、5月だ。どうだ、まいったか、と手帳を持とうかどうか考えている。
そんなに嫌いなカレンダが収められた手帳を持つことは、
ぼく自身の敗北を意味しないだろうか。

どうして順番に日付が並んでいるのか、それを自身納得できる理由を証明できれば、
何のこだわりも違和感もなく、手帳を持つだろう。

とはいえ、

とはいえ、

とはいえ、

とはいえ、

答えが出たわけではない、真夜中が近付く。
ぼくがぼくだけの力で手に入れたぼくの言葉を、何度も繰り返し口にする。
何度も何度も口にする。何かを確かめるように口にしている。
同じ言葉を100回どころではない。
1000回は、口にしただろう。

ぼくがぼくだけの力で手に入れたぼくだけの言葉。

それを口にしながら、
真夜中が近付く。

体中から気味の悪い音をさせながら、もぐもぐと恥を忍んで食物を摂取した。
もぐもぐと咀嚼しながらも、ぼくの言葉を叫ぶ。
ぼくの言葉を呼ぶ。呼び寄せる。
ここに、
ここに、
ここに、

ぼくの言葉を呼び寄せる。
どこまでもぼくに近く、ぼくに一番近いところに呼び寄せる。
ぼくに一番近い場所は、ぼく自身だ。
ぼく自身に同化するまで、ぼくの言葉を呼び寄せる。

何度も何度も口にしながら。

それにしても、手帳をもつかどうか、答えが出ないままだ。